2011-01-01から1年間の記事一覧

「ソーシャル・リーマンズ」について考える

この度、大手企業の方2人と一緒に、初のコラムを書くことになりました。「ソーシャルリーマンズが行く(仮)」というタイトルです。(詳細は後日ご案内します!) ソーシャル・リーマンズとは、Social + salaryman の複数系という我々が作った造語です。もち…

国策としての社内ベンチャー促進:後編

社内ベンチャーとは、一体どのようなものなのでしょうか? グロービスのサイトから引用すると、次のような定義になるそうです。 「大企業内で、あたかも独立企業のように新規事業を実施する部門や組織集団(社内企業家的集団)を作り、その自主的な新事業創造…

国策としての社内ベンチャー促進:前編

facebookのノートに書いた記事をこちらにも。(また丁寧語の語り口です) 日本において、中小ベンチャー企業の活性化や経営革新(これも多くの場合には新規事業創出を手法とする)が叫ばれて久しい。しかし、その成果はといえば、なかなか思うような形で上が…

「一人複数社勤務制度」の実現

またまた、facebook上のグループで書いたことを、転載します。◆会社と個人の雇用契約を見直して、次の変革を実現する。 ●会社法上の大会社、もしくは中小企業基本法による中小企業に該当しない 企業においては、就業規則の一人1社制(所謂副業禁止)…

被災地の雇用について思う

ちょっと久しぶりになってしまったblog。 とあるfacebook上で参加しているグループで書いたことを加筆して記します。 (いつもと違うですます調になってます。) 被災地域の雇用創出には、当然その苗床となる組織基盤(企業、官庁、NPO等)が必要になります。…

震災地域の産業復興へのプロボノ活用と制度化part2

前回のblogでの提案より3週間が過ぎました。 この間に、本件について知人とだけではありますが、二つほど意見交換をする場がありました。 その際に、先日のblogの内容をこちらに纏めて、意見を仰ぐことに致しました。 二つの意見交換の場で出た話はこのよう…

震災地域の産業復興へのプロボノの活用と制度化

この度の筆舌に尽くしがたいほどの震災で、大きな被害に遭われた方々、また今も避難所や自宅待機などで不自由な状況にある皆様に、心からお見舞いを申し上げます。 災害から数日が経ちましたが、ようやく被害の全貌が見え始め、一方では避難されている方々の…

新しいビジネススクール

今月号のハーバードビジネスレビュー(以下、DHBR)の記事で、ケンブリッジ大の教授の記事の中に、気になる記事が書かれていた。 「ケンブリッジ大学のMBAプログラムの卒業生を対象にアンケート調査を行い、同プログラムでの経験が役に立っているかを5段階で…

専門職のジレンマ

複雑性とスピードが企業の経営現場でますます重要になる中で、企業の人事部門は、これまでの定期的なジョブ(人事)ローテーション制を廃し、部門の中での専門領域の強化としての育成にシフトしてきた。1人が様々な業務をこなさなくてはならない中小企業の人…

社会人2.0

ここ最近、働く人たちにとって大きなうねりのようなものがあると感じる。ちょっとした“ソーシャル”ブームと言ってもいいかもしれない。 「ソーシャル」といえば、一昔前はSNS等のソーシャルメディアをさしていた。今も、もちろんこうしたメディアはさらに隆…

リーダーシップの要素

リーダーシップが不足しているといわれて久しい。 政治から、企業、あるいはちょっとしたサークルやPTA,町内会でさえも、リーダーは不在しがちだと言われている。 リーダーとは一体どのような人物なのであろうか?所属する団体の種類によって、リーダーシッ…

若者の雇用についての独り言

リーマンショック以降、景気が少しは戻りつつあると思われていた日本企業だが、若者の就職率は下降の一途を辿っている。一昔前の就職氷河期時代では、新規の雇用が企業の景気の調整弁になっていると批判されたが、それはもう昔のこと、今は調整弁にすらなっ…

プロフェッショナルの意義

先週1週間、休みを戴いて家族旅行に行った。家族で旅行したりするといろんなことが起こったりする。海外だと自分のつたない英語力ではちょっと説明が難しかったりすることも起きてちょっとばかり焦ったりする事もある。 こうした海外旅行時や普段とはちょっ…

人材時価主義について

経営資源には従来の3つ(人、モノ、カネ)に加えて、“情報”の4つがあるというのが昨今の共通した見方ではないかと思う。(諸説あるがここではあまり触れない) 変革やスピードの激しい現代においては、その資源の価値自体においても時間的に急速にまたラン…

昨年の総括と今年の抱負

思えば、昨年末に2010年の総括しようと書き始めていたのですが、すっかりそのまま年を越して早半月。 ということで、昨年の総括と今年の抱負を一応少し書いておこうと思っています。(なんかこれ書かないと、他のタイトルが書き辛くって...(苦笑)。 ●2010年…